心療内科
初診の方へ
初診の方は、必ず事前に電話予約(049-289-8889)をお願いします。また、予約時間は受付時間となります。時間に余裕を持ってお越し下さい。
当院では初診の場合、患者様のお話をお聞きする時間を十分にとらせていただいているため、初診の方お一人にかかる時間は患者様にもよりますが、比較的長時間にわたります。
お時間に余裕をもってゆったりとした気持ちで診察をうけることができるようにお越しください。
ご準備いただくもの
- 保険証
- 問診票に記入していただきますので、お困りの症状やその経緯、服用されたお薬のお名前などをご持参ください。
- 自立支援医療(精神通院医療)を受けている方は受給者証
- 生活保護受給者は医療券
個人情報と守秘義務について
個人情報保護法に伴い、守秘義務を遵守して個人情報の取り扱いには十分配慮しております。
このようなおなやみはありませんか?
不眠症・睡眠障害
睡眠の障害には
- 1)寝つきが悪い(入眠困難)
- 2)途中で起きてしまう(中途覚醒)
- 3)眠りが浅い(熟眠困難)
- 4)朝早く目が覚めてしまう(早期覚醒)
といったパターンがみられます。
何らかの原因で眠れない日々が続くと「今夜もまた眠れないかも・・・」という不安や不眠のストレスが
悪循環となる場合があります。
まずは不眠の原因を明らかにし、それぞれに合った治療を行うことが大切です。
うつ病
うつ病とは、人間関係のストレス、ショックな出来事、季節の移り変わりなどが引き金となり、脳内の神経伝達物質のバランスがくずれた結果、気分や生きるエネルギーが落ち込み、体にも不調があらわれるという脳の機能的な病気です。
最近では日本人の5人に1人が一生のうちでこの病気を経験するといわれていますが、治療を受けている人はわずかという現状です。しかし、正しい知識と適切な治療でうつ病は治る病気です。
お心当たりのある方は、早めの診療をお勧めします。
自律神経失調症
自律神経失調症とは、生活習慣や過度のストレス、環境の変化、体質、ホルモンの影響などにより、体に不調を引き起こす病気です。
また、医療機関で検査をしても異常はみつからず、問題なしと言われてしまうことも少なくありません。
その症状はめまい、耳鳴り、頭痛、動悸、胸部の違和感、便秘、下痢、肩こりなどと多彩で、いくつか症状が重なって出たり消えたり、という場合もあります。
他の病気と関連づけられるケースも多いので、正しい診療と心身両面から柔軟に行う治療が大切です。
当院の場合、漢方薬の有効なケースが多いです。
パニック障害
突然、なんのきっかけもなく激しい動悸、めまい、吐き気、呼吸困難などのパニック発作が起こり、同時に「このままでは死んでしまうのでは?」という激しい恐怖感を感じ、これが何回も繰り返される病気です。
そして「また発作が起きるのではないか?」という不安のために、発作を起こしたり乗り物や場所を避けるようになり、日常生活に大きな支障をきたすようになります。
治療を受けずに放置すると症状は徐々に進行し、うつ病などの合併症を起こすこともありますが、適切な治療を早期に始めれば必ず治る病気です。
社会不安障害(あがり症)
社会不安障害とは、「人前で恥ずかしい思いをするのではないか」と過剰な心配をするために恐怖心が非常に強くなり、そのような場面に遭遇すると、赤面、発汗、震え、どもり、嘔気、下痢、腹痛といった症状が現れる病気です。
このような症状が「また起こるのではないか」といった不安を引き起こし、人が集まる場面を避けるようになります。その結果、学業や就業、さらには結婚などの社会生活に大きな問題を抱えてしまうことになるのです。15歳前後に発症することが多いのですが、病気と気づかず、「性格の問題」と思い、我慢して日々を過ごしている方が大勢いると考えられています。
また、厄介なことに、うつ病、アルコール依存、パニック障害などの精神的な病気を引き起こす原因となり、悪化すると自殺を考えることもあります。それゆえに早期発見と適切な治療が必要なのです。
更年期障害
更年期障害とは、更年期すなわち成熟期から老年期への移行期に現れる不定愁訴を総括した症候群のことです。
症状の種類・程度・期間などには個人差があり、イライラする・眠れない・汗をよくかくなどの急性症状から、肩こり・頭痛・泌尿器形障害などの慢性症状があります。心身のバランスを整えながら正しい治療を行なうことが重要です。